食の安全について考える

安全と言われるオーガニック野菜の落とし穴

今、有機野菜と無農薬野菜、低農薬野菜の食品が人気です。
これらは、美味しい、安心な食品というイメージが世間で認知され、浸透しています。
また、フルーツ、食材などは、多くの食品が他国より輸入しており、その食材は、はるかに基準値を超える量の農薬が検出されたり、何かと問題視され、ニュース、マスメディアで取り上げられるなど、社会問題になりました。
一般家庭でも、食は体をつくりあげるものだから、と、有機野菜、無農薬野菜など、国産の良い品の食材を高価であるに関わらず購入する人々が増えました。
有機野菜、無農薬野菜を購入することが健康に直結し、安全であると、自覚しているからです。
確かに、マスメディアで取り上げられる輸入食材は、農薬基準値をはるかに超えており、不潔、不衛生だとも取り上げられています。
ニュースを見た視聴者が、他国の食材は購入を控える様になる報道です。
報道は真実ですが、目を覆いたくなるほどずさんな他国の食品管理、輸出の現実を映し出します。
比較して、日本でマスメディアに紹介される特集は、有機野菜、無農薬野菜など安全性を前面にしており、国産野菜は安全、オーガニックは体に良いと、無意識に思い込むほど、良いイメージで特集を組んで紹介されています。
しかし、この国でもオーガニック野菜ではないのに、オーガニックであるとふれ込み、野菜を販売していたケースがあります。
農水省と関係団体が処分を下したケースは、国内で100件以上あった年もありました。
このことは、この国の食への安全神話を覆す事です。
この国の農作物をつくる人は、実は有機野菜の定義を知らず、それ故に定義を知らずにつくった野菜に、オーガニックの冠を野菜にのせ、その結果、誇大表示を犯してしまいます。
オーガニックと表示するには、いくつかの基準を満たさねばならなく、科学的に合成された肥料および、農薬の使用を避けることで、生産された農作物をオーガニックと呼びます。
オーガニック野菜を栽培するには、土にも肥料にもこだわらなくてはなりません。
真に、この国でオーガニック野菜をつくっているこだわりの農家というのは、実は少なく、消費者が自分の目でオーガニック野菜をつくる農家を訪ねる事が、一番の安全な食材の確保であるといえます。